20221207

身近な友人達に癌になってしまったことをLINEで報告。結構返信に傷ついてしまった。突然の報告をしっかり受け止めてもらうのは難しい。僕らアラサーにとって病気はまだあまり縁がないのだから、想像することすら難しい。

励まそうとしてしてくれているのだろう、やたらとテンションが高く「引きが強いな!!」は結構悲しかった。なんの因果で俺が巻き込まれないといけないんだろうか。今はそういうのを考えたくない。病状を根掘り葉掘り聞かれるのも辛い。

ただ「とりあえずすぐ見舞いに行くよ」と言ってくれる何人かにありがとうと心の底から思った。(コロナ云々で見舞いが禁止なのが辛い)

みんな心配してくれているのは間違いないし、俺も逆の立場なら本当に自分ごとのように心配できるかは自信がない。

今日一人でこのモヤモヤを引きずるのは怖いからここに愚痴らせてもらう。

ヒュプノス

ついに昨日から入院。いろいろあった…過敏性腸症候群でも逆流性食道炎でもなかった。癌だった。もしかしたら他の場所にも転移している可能性があるから入院しつつ検査の生活になる。

書いておきたいことはいっぱいあるけど、何から書こうか迷ってしまうから小出しにこれからはアウトプットしていこう。ベッドで寝ているだけなのも暇なので体調が許す限り書いていければと思う。

 

とりあえず、昨日は前乗りして東京に来てくれた両親と一緒に病院へ。もう入院することは決まっていたので待ち時間も大したことなかった。コロナ対応で両親は先生と面会したあとすぐに帰らさせることになった。俺が動けない分、いろんな手続きやら準備やらしてくれて感謝です。

やっと入院できるという安心感からか睡魔に襲われる。ここまで長かった。

良い感じの眠気の中、早速手術。腫瘍の採取と腫瘍が蓋になって溜まってしまった水?を抜く手術らしい。手術は長丁場で1時間以上かかっていたようだが部分麻酔もやったし手術中の先生の「息吸ってー…止めてー…吐いてー」の一定の呼びかけに催眠術のように従っているうちに一瞬で終わった気がした。とりあえず初日の山場は終わった。どっと疲れた。入院するまで在宅中に死ぬこともあり得たくらい水が溜まっていたとのこと。ちょっとだけ体調も良くなった。あれ食べたいなーとか久々に思いつくようにもなった。ミスドのストロベリーカスタードフレンチかストロベリーリングが今は食べたい。

しばらく点滴のみ、絶食なのが悔やまれる。

それと体に見慣れない管が何本も刺さっていて体を動かすのが気持ち悪い。何かの拍子にブチっとやってしまわないか考えてしまうのだ。そんな状態だから今ワールドカップがやっていて本当に助かった。横になりながら楽しめる。

しかも日本対スペインがちょうど今日という。入院部屋の他のみんなも見てた。みんな結構高齢ぽかったけどやっぱり楽しみにしてるんだな。

部屋のいろんな方面から小声で歓声が聞こえてくる。歓声がなければ聞こえてくるのは主に屁とゲップのみだと思うと本当にワールドカップはありがたい。日本勝って良かった。しばらくは楽しめそうです。

 

 

10/28に書いたやつ

友達を誘って釣りに行った。

友達は釣り初心者だったから釣り糸の結び方から教える。

自分から人を誘って遊びに行くのが本当に久しぶりだったし、しかも友達に何かのやり方を教えるのも久しぶりで気疲れ。帰宅後釣った魚を処理する元気が帰宅後残ってなくてとりあえず冷凍庫に入れるのが精一杯だった。楽しかったけど本当に疲れた。

 

最近は相変わらず続く体の不調が気がかりで常に疲れているような気もする。

逆流性食道炎やら過敏性腸症候群と病名もらって薬を飲むがあんまり良くならない。痛みも体の至るところがまんべんなく痛むし、ソワソワするというか集中力が散るような感じで眠剤を飲んでもなかなか寝付けない。不調の原因はもしかしたらメンタル的なもののような気もする。

職場や駅前など人がいっぱいいる所に行くと痛みや倦怠感が強くなって家に帰りたくなる。体調に振り回される精神の頼りなさを思う。

スランプ期のアウトプット

あんなに毎日本を読んでいたはずなのに最近は全く読めていない。一応手癖のように本は開いてみるものの内容が入ってこない。毎年何回かそういう時期がある。

俺にとって読書は能動的に続けられている数少ない習慣だから、それが出来ないとなると調子が狂う。

そんな手持ち無沙汰の中で気を紛らわす為に久しぶりに絵を描いた。飽きが来るのは早かったけど楽しく描けたと思う。昔は一番好きだった絵を描く時間もここのところあまり好きではなくなっていたから久しぶりに楽しく描けて自分でもびっくりした。

上手く描こうとか考えずに描いたのが良かったのだろうか。普段絵を描くときの、より上手く描きたい、よりイメージに忠実でありたいという計らいと実際の絵の完成度の落差が楽しみを削いでいた気がする。それは鍛錬や作業であってとても窮屈なものだ。

大人になってまともに本を読み始めた時も確かに、より賢くなりたい!、文章を書くときは、よりかっこいいものを書きたい!という計らいがあり結構苦しかった。ある種鍛錬の楽しさはあるがやはりそういう心構えである間は長続きしなかった。

趣味的なことをやる動機の根本には俺は劣っているから他人に追いつきたいという相対的な目線が常にあって、自分の為にやるということがなかったように思える。

そんなんだから読書、あとブログに日記的な文章を書くことは珍しく自分が楽しむ為に続けられている貴重な趣味だ。もちろん賢くなりたい、かっこいい文章を書きたいというような気持ちはあるがあくまでも二次的なものだ。

 

出来ればまた楽しく絵を描くことを続けたい。だから絵が楽しく描けていたときのことを丁寧に思い出してみた。

好んで描いていたのは図面や完成図、モチーフのような絵。逆に写実的なもの、模写などはあまり得意ではなかった。図面などと言っても適当で住みたい家の間取りなどをなんとなく想像して書いて置きたい家具などを書き加えていく。描いているうちにどんどん想像が膨らんで最初に考えていたイメージからどんどん飛躍していくところが楽しくて好きだったんだと思う。角ばらせておくべきところを丸く描いてしまったけど、結果そっちの方がいい。みたいな思いがけず出てきたお気に入りポイントが出てきたりするのが一番楽しい。

 

ブログも書きながら考えて、考えながら書いていると思いがけない自分の中の気づきが出てくる。

そういう偶然性みたいなものを意図的に引き起こすことができればずっと楽しいんだけど、それを意識しすぎたりすると体が硬くなって窮屈になってしまうような気がする。難しい…とにかくあーでもないこうでもないと言い続けながら実際に手を動かしてみるしかないのだろう。やっぱり難しい…でもまずはやってみるしかないのだ!

 

 

10月前半の日記

半月以上ぶりに更新。

体の不調も落ち着いてきた反動で動いたり食べたり忙しかった。

それでブログを書くということが二の次になっていたのだが、病み上がりの躁状態もやや落ち着いてやっとブログを書きたい欲求が戻ってきた。

とりあえず前回のブログ更新以降の日々をアウトプットしてみる。

10/5 総合病院で胃カメラを受けた。かなりしんどかった。猿ぐつわみたいなのをはめられ無理やりカメラを口から入れられてハードなSMプレイってこんな感じなのかな?という所感。5分もかからないくらいで終わったがかなり時間が長く感じた。結果は逆流性食道炎。大事じゃなくて安堵。病名もらった途端元気になった気がして帰りにラーメンを食べた。胃はなんともなかったがだいぶ食が細くなっている。今までが食い過ぎだったし、中年太りも始まっていたので都合が良いのかもしれない。

 

10/9池袋に遊びに行く。雨。スパゲッティを食べたけど途中で満腹になって残す。ご飯を残すのは十何年ぶりだったから少し落ち込んだ。誇らしげにマックとかステーキを完食する老人をテレビだかでたまに見てそんなことでみっともないなと思ってたけど、少し尊敬。帰りに建物の陰で傘をささずに泣いてる女子高校生を見た。大丈夫だろうか。

 

10/12友達と始める畑の草刈りをした。草がぼうぼうの中を刈っていくからかなり疲れた。草刈機の振動、大量の蚊がけっこうきつい。ただずっと草刈機の喧しい音に包まれていると無心になれる。蚊に刺されすぎてその日は右手全体に謎の倦怠感と鈍痛が生じていたけど良い疲労感の中ぐっすり眠ることができた。体を動かすのは大事だ。

 

10/13仕事のことで特にメンタル的なアドバイスをよく話してくれる先輩と仕事終わりに1時間程立ち話。今の自分はメンタル的なことを考えるより感覚的に体を動かしたかったから途中からしんどくなった。帰り際職場にいる認知症の利用者さんから理不尽に怒鳴られる。一度捕まると長くなるのだがその日は受け流して半ば強引に退勤。

夜は前の会社の同期から来た電話を受け取る。会話の弾みでswitchのゲームをいろいろオンラインで一緒にやった。久しぶりにポケモンをやる。勢いで来月発売するポケモンを予約した。発売前に既に熱が冷めてそうな気がする。

他にはswitchに入ってるファミコンマリオカートと熱血高校ドッヂボール部をやる。ドッヂボールのゲームを馬鹿笑いしながらやった。自分らが生まれる前の馴染みのないゲームだったけど手探りでルールや操作方法を発見しながらやるのがすぐ飽きそうではあるが楽しかった。コンテンツ一つであんなに馬鹿笑いできたのは本当に久しぶりだ。今の過保護ぎみな丁寧なコンテンツに囲まれているとああいう荒っぽい理不尽なものはたまらなく爽快で定期的に欲しくなる。相手のぎゃっはっはっという笑い声を思い出しただけで笑えてくる。

 

10/14一年ぶりくらいに高校の友達から急に遊びの誘いが来て出かける。彼のことはなんとなく掴みどころのない人だと思っていたけど、別に共通の話題とか仕事の話とかしなくても成立するから好きだ。友達の家について久しぶりにギターを弾く。ほとんど弾き方を忘れてたけど適当に弾くだけでも楽しい。もう一回ギター始めようかな。何度も売り払おうと思ったけど結局押し入れにしまったままのギター。売らなくて良かった。三日坊主で終わりそうではあるが。飽きたものでも何年か越しにハマるものっていうのが結構ある。自分には向いてなかったとか今回も長続きしなかったと落ち込みがちだけど、続かなかった時はいつかまた楽しめる時が来るかもしれないから保留にしておくくらいの気持ちでいたいと思う。三日坊主も受け入れていこう。

 

10/15畑に植える果樹や野菜を探しに友達の車で町田の植物店へ。店主の知識量がすごくどれも新鮮で勉強になった。聞き慣れない言葉や知識を詰め込みすぎて午前中のうちにヘトヘトになった。割り勘3000円分くらい買った。珍しい果樹をゲット。実がなるまで3年くらいかかるようで、さらにそこから枯れてダメになることも結構あるらしい。気長に行こう。

その後は畑に置く物置とかの備品を買いにリサイクルショップへ。言い値で交渉するという海外の市場スタイル。おじいちゃん社長と交渉するとふっかけられることが分かったので別の店員を見つけて交渉。まとめ買いでかなり安くしてもらったし畑のことを話すとすごい楽しそうに聞いてくれて応援の言葉もくれた。

 

10/17マンションの更新。毎回更新の案内が来て気づくので急な大金の出費という印象。そんな感じで心構えができてないから振込みに勢いと覚悟が必要だった。

 

少し前までは一人でじっとしていることが多かったけど10月前半はいろんな友達と会った。停滞している時に引き上げてくれるような友達が俺には多い。今こうやって食いっぱぐれることなく生きているのも仕事を紹介してくれたりいろんなことに巻き込んでくれる友達のおかげだ。友達に今の仕事を紹介してもらえていなかったら今も多分部屋で独り薬物続けてたと思う。そしたらどうなっていたのだろう。自分の場合ハイになっていると「この多幸感の中ならどうなっても良い!行けるとこまで行きたい!」と理性がぶっ飛んで見境なくなってしまっていた。思い出すだけで恐ろしい。遅かれ早かれ限界が来てたと思う。

 

自分の人生なのにいつも友達のおかげでなんとかなっているのがコンプレックスで、自立してる手応えがなくて嫌だったけどやっと今頃になって肯定できるようになった。いつの間にか良いタイミングや場所で友達が手を差し伸べる、忙しなくあたふたしているうちにいつの間にか適切な所に自分がいるという感覚。少なくとも自分がもがいて動き続けているからなんとか繋がっていっているのかもしれないとも思った。干上がった場所でピチピチ跳ねてるうちに運良く波打ち際にたどり着いた魚のようなイメージ。

ワンピースのオープニングの「個人的な嵐は誰かのバイオリズム乗っかって思い過ごせば良い!」ってフレーズを思い出した。

スーパー夢らんど

すごく嫌な夢を見た。

なんでそうなっかのかよく覚えてないけど俺がその場の空気をぶち壊したせいで誰からも相手にされなくなってしまい自暴自棄になって人に嫌がらせをする夢だった。嫌がらせをする程余計相手にされなくなっていって最後はみんなに暴言を浴びせまくったり腹を踏んづけたりしてた。

極端な夢ではあったけど、確かに追い込まれるとヤケクソになるきらいがある…

あんま考えないようにしてた自分のダメな部分を夢で見せつけられて朝から本当嫌な気分だった。流石に中年のヤケクソは目も当てられないから治したい。

そうそう追い込まれるような事態が最近ずっとなかったから忘れてしまっていた。

俺の場合この嫌なヤケクソ癖が顕著に出るのはギャンブルの時だろうか。

ギャンブルはあまり得意でないからやらないけど、たまに友達に誘われてやる競馬や麻雀で流れが悪くなるとヤケクソになってしまい結局負け込んでしまう。そうなるとさらにヤケクソモードの螺旋階段を下っていく。勝負中にヤケクソになられたら相手も萎えるし気を使わせてしまうこともあるだろう。相手も自分もつまらない、これは良くない。

それから、よく運が悪いねと言われるけど、このヤケクソからくる往生際の悪さに原因がある気がする。往生際が悪いとみっともないし、勝ってもスカっとしていない。なんとなくどんよりしている。ヤケクソになって突っ込み続けたらそりゃいつかはババを引く。

メリハリのなさ、引き際のダサさ。ギャンブルに関わらずメリハリがあって引き際が分かってる人っていうのはやっぱりかっこいい。

張れるときに張る、そして引き際の潔さ…。今度麻雀やる時はヤケクソに突入する前にここらへんのこと考えてみようと思う。

えびーにゃ

職場ですごいお世話になっているおばさんが退職するというので退職祝い用に海老名のマルイで良い感じのゼリー詰め合わせを買った。胃痛が凄く朦朧としていてあまり記憶がないけどその後駅から少し歩ったところにある原っぱの公園に寄って読書をした。本当に過ごしやすい季節で最高だ。良い芝生だったので調子に乗って裸足になった。

初めて海老名を散策してららぽーとも思ってた程大きくなくて微妙だったけどあの公園は最高だった。近所に欲しい。

 

その後、退職祝いを渡しに職場へ。すごい喜んでくれたから良かった。定年とかが理由で辞めるのかなと思ってたけどどうやら健康上の理由らしい。「今回こそは私もうキツいかなぁ」と軽く笑いながら言ってたけど普通に長生きして欲しい。今の俺の体の不調も親身になって心配してくれたし、話してるとガッハッハって笑ってくれるし同じ地方の出身でなんか気が合うおばさんだったから治ったら復帰して欲しいと少し思うけど、これからは安静にのんびり過ごして欲しい。

前の職場でもあったけど体調崩して辞めていく人を見送るのは関係性に関わらずなかなか寂しい。

職場の良し悪しは人間関係次第みたいなことがよく言われるけど俺は今の職場で初めてそのことに気づいた。最高の職場だとは全く言えないけどこういう気の合うおばさんもいるし、大学の同級生もいるしおかげさまで退屈せずそれなりに楽しく仕事は出来ている。

なんかブログ再開してから病気ネタが多い。書ける最近の出来事が自分の体の不調関連くらいしかなくて闘病ブログみたいになってしまいそうだったからここ数日ブログを書くのを躊躇っていたけど他に書くことがあまりないから仕方がない。不調のとき程アウトプット欲は旺盛になる。