ヒュプノス

ついに昨日から入院。いろいろあった…過敏性腸症候群でも逆流性食道炎でもなかった。癌だった。もしかしたら他の場所にも転移している可能性があるから入院しつつ検査の生活になる。

書いておきたいことはいっぱいあるけど、何から書こうか迷ってしまうから小出しにこれからはアウトプットしていこう。ベッドで寝ているだけなのも暇なので体調が許す限り書いていければと思う。

 

とりあえず、昨日は前乗りして東京に来てくれた両親と一緒に病院へ。もう入院することは決まっていたので待ち時間も大したことなかった。コロナ対応で両親は先生と面会したあとすぐに帰らさせることになった。俺が動けない分、いろんな手続きやら準備やらしてくれて感謝です。

やっと入院できるという安心感からか睡魔に襲われる。ここまで長かった。

良い感じの眠気の中、早速手術。腫瘍の採取と腫瘍が蓋になって溜まってしまった水?を抜く手術らしい。手術は長丁場で1時間以上かかっていたようだが部分麻酔もやったし手術中の先生の「息吸ってー…止めてー…吐いてー」の一定の呼びかけに催眠術のように従っているうちに一瞬で終わった気がした。とりあえず初日の山場は終わった。どっと疲れた。入院するまで在宅中に死ぬこともあり得たくらい水が溜まっていたとのこと。ちょっとだけ体調も良くなった。あれ食べたいなーとか久々に思いつくようにもなった。ミスドのストロベリーカスタードフレンチかストロベリーリングが今は食べたい。

しばらく点滴のみ、絶食なのが悔やまれる。

それと体に見慣れない管が何本も刺さっていて体を動かすのが気持ち悪い。何かの拍子にブチっとやってしまわないか考えてしまうのだ。そんな状態だから今ワールドカップがやっていて本当に助かった。横になりながら楽しめる。

しかも日本対スペインがちょうど今日という。入院部屋の他のみんなも見てた。みんな結構高齢ぽかったけどやっぱり楽しみにしてるんだな。

部屋のいろんな方面から小声で歓声が聞こえてくる。歓声がなければ聞こえてくるのは主に屁とゲップのみだと思うと本当にワールドカップはありがたい。日本勝って良かった。しばらくは楽しめそうです。